2015年7月22日 10:30 | 有料記事
    
    
      
          
イノシシ被害防止用の電気柵の管理状況を点検する担当職員=21日、東金市松之郷地区
静岡県で獣害対策電気柵の感電事故が起きたのを受け、千葉県内の自治体や販売店が対策に乗り出している。東金市は管理状況の点検を実施。有害鳥獣による農産物被害が多い南部の自治体は、漏電遮断機や危険表示板の設置などを呼び掛ける準備を始めている。また、鴨川市は子供たちに電気柵へ近づかないよう注意喚起した。ホームセンターは、売り場での表示や販売方法の改善を検討している。ただ、個人設置の柵に関しては状況把握が難しいようだ。
◆さっそく点検
 東金市は21日、イノシシ被害防止へ設置された同市松之郷地区の電気柵の管理状況を点検した。
 同地区は、食害などを防ぐため市有害獣対策協議会(事務局・市産業振興課)が、県補助を受け2012年度事業として一部の水田を取り囲むように電気柵を設置。事故を受け、今月末からの本格通電を前に電気柵の状況を調査し、問題は無かったという。注意喚起の表示プレートがあり、これまでも感電事 ・・・
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