監督が体罰、辞任 流経柏高ラグビー部

 高校ラグビーの強豪校、流通経大柏高校(柏市)ラグビー部の松井英幸監督(53)が、部員に体罰をしたとして監督を辞任することが30日、分かった。行為を認めており、31日付で同校教諭も辞職する。

 同校によると、20年連続22度目の出場となった全国高校ラグビー大会開幕前日の昨年12月26日、奈良市内の宿舎で、向き合って座った3年生部員1人の胸を足で突く暴力行為があったという。部員にけがはなく、大会に出場した。

 同29日に同校へ匿名の通報があり、1月1日の3回戦敗退後に学校側が松井監督に確認。監督に体罰の認識はなかったが、行為の事実を認めて辞任と辞職を申し出た。

 同校は24日に保護者会を開き、松井監督も出席して謝罪した。植村宣教頭は「重く受け止めており、大変申し訳ない。2度とあってはならないことで、部員や在校生を含め、関係者の信頼回復に努めたい」とした。当面はトップリーグのリコーでプレーし、現在同校の相亮太コーチ(33)が監督代行として指揮を執り、年度内に後任を決めるとしている。

 松井監督は日体大の選手として大学選手権で準優勝。1985年の同校創立から保健体育科の教諭となり、ラグビー部監督にも就任。全国有数の強豪校に押し上げ、2010、11年度は高校日本代表監督も務めた。13年にも選手に暴行したとして一時謹慎していた。

◆「体罰は許されない」 森田知事

 森田健作知事は30日、松井監督の辞任について「難しい問題。頑張れよ-というのは必要だが、体罰は許されない」と批判した。


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