「がんと誤診で後遺症」 千葉県などを提訴 手術受けた千葉の男性

 がんと誤診され、不必要な手術を受け後遺症が残ったとして、千葉市若葉区の男性(72)が千葉県や県がんセンターの男性医師を相手に計約9600万円の損害賠償を求める訴訟を千葉地裁に起こしていたことが8日までに分かった。

 訴状によると、男性は2009年9月に同センターで、実際には薬で治療できる自己免疫性偽腫瘍だったにもかかわらず、男性医師から肝臓がんと診断され、肝臓の左半分を摘出されたとしている。

 男性は手術後、肝機能が低下し、慢性的な発熱状態となり、県内の別の病院で入退院を繰り返した。それまで行っていた不動産鑑定士の仕事もできなくなり、ほぼ寝たきり状態にもなったという。

 県病院局は「訴状の内容を確認した上で対応を検討する」としている。


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