支援に感謝ふぐ鍋祭り 常連客らの激励で再建 東日本大震災で津波被害、飯岡地区の民宿など3軒

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「復興ふぐ鍋祭り」で出される料理を紹介する菱木さん(右)ら
「復興ふぐ鍋祭り」で出される料理を紹介する菱木さん(右)ら

 東日本大震災で津波被害を受けた旭市飯岡地区で、飯岡宿泊組合(渡辺義美組合長)による「復興ふぐ鍋祭り」が1日から始まる。来年1月末まで(31日~1月3日を除く)の期間中、被災した建物を修繕し11月に営業を再開したばかりの民宿など3軒で、ふぐ料理4品セットを提供する。

 飯岡沖で取れたショウサイフグを使った鍋に空揚げ、一夜干し、雑炊に小鉢やデザートなどが付く。昼食1人前3150円で、宿泊プランは8925円から。別にふぐ刺し(2人前1800円から)もある。すべて予約が必要。

 同祭りは毎年この時期に実施しており9回目。今回は震災で遠のいた客足を呼び戻そうと“復興”をタイトルに付け、津波被害で約8カ月間休業を余儀なくされた「民宿武駒」(旭市三川)も参加している。

 渡辺組合長によると、飯岡地区にある宿泊施設13軒のうち震災後も営業しているのは5軒だけ。菱木さんは「完全ではないが再開できた喜びがある。民宿や観光客が減ってしまったのでみんなで力を合わせて復興に協力し飯岡を盛り上げていきたい」と話している。

 ふぐ料理の予約、問い合わせは各宿▽岸壁荘、電話0479(57)4936▽海辺里、電話0479(57)3190▽武駒、電話0479(57)2734。