銚電車両が“空中移動” いすみの民間施設で活躍 「役立ってくれるなら」と無償譲渡

クレーン車でつり上げられる銚子電鉄デハ702の車体=8日、笠上黒生駅
クレーン車でつり上げられる銚子電鉄デハ702の車体=8日、笠上黒生駅

 銚子市の銚子電鉄笠上黒生駅で8日、引退した車両をトレーラー車で運搬する作業が行われ、20トン以上する車体がクレーン車2台につり上げられ“空中移動”して積み込まれた。

 車両はいずれも戦前に製造された「デハ701」と「デハ702」。1978年に近江鉄道(滋賀)から譲り受け、昨年運行を終えた後は同駅留置線に置かれていた。「デハ702」はオークションに掛けられたこともあったが、買い手が付かなかった。

 車両は展示用に整備することも検討されたが、いすみ鉄道などから古い車両を購入して改造し農畜産物や工芸品の販売所にしている民間施設「いすみポッポの丘」(いすみ市作田、村石愛二代表)が活用を申し出たため、無償譲渡を決めた。輸送費など約600万円は民間施設が負担した。


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