松戸市初ついに甲子園 「とうとう優勝した」 市民歓喜 専大松戸高

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七回裏の大逆転劇に歓喜する校内応援の生徒ら=26日、松戸市上本郷の専修大学松戸高校
七回裏の大逆転劇に歓喜する校内応援の生徒ら=26日、松戸市上本郷の専修大学松戸高校
優勝と同時に設置された、必勝を確信して学校で準備した横断幕
優勝と同時に設置された、必勝を確信して学校で準備した横断幕

 「よっしゃー!」「すげえ、甲子園だ」。松戸市の専修大学松戸高校(小泉毅校長)の大会議室。九回表、習志野高校の最後の打者が打ち取られると、大型プロジェクターに映したテレビ放映を見ながら応援していた生徒たちが大歓声を上げた。また、松戸市初の甲子園出場に、地元住民から「とうとう優勝した」と喜びの声が上がった。

 校内に部活で残ったサッカー部の1、2年生40人が画面越しに応援。七回まで3点を追う展開をハラハラしながら見守った。しかし、七回裏、専大松戸の怒とうの大攻勢で同点。「流れ変わった?」「いいぞ、いけいけ」と空気も一変した。さらに満塁本塁打で4点を勝ち越すと、総立ちで拳を突き上げ喜んだ。

 サッカー部マネジャーの1年、園田倫子さん(16)は「ドラマみたい!」と大逆転劇に飛び上がって歓喜。2年部員の飯島崇弘君(16)は画面越しに見る同級生の活躍に「打ってる姿がかっこよかった。みんなここまで頑張ってきたから、甲子園でも優勝してほしい」とエールを送った。

◆すぐに横断幕
 同高前に住む染谷恒子さん(74)は優勝をテレビで見届けると「50数年見続けてきて、涙が出るほどうれしい」と学校に飛び込んできて祝福した。同高は優勝を信じて1週間前から「祝 甲子園初出場」の20メートルの横断幕を準備。すぐに学校前のフェンスに設置した。正門前で雑貨やおにぎりを販売する「ガロ」の藤井幸子さん(65)は「ついに、ついに(甲子園に)行きました」と声を詰まらせた。

 地元のわかば商店会と北松戸商店会は店頭ポスターや街路灯に旗を飾ることを決定。わかば商店会の秋葉武会長(52)は「地元の悲願」と喜ぶも手配に大忙し。北松戸商店会の原裕二会長(50)も関係者との連絡に追われながら、「これから何をするか決めるが、初めてのことなので、てんやわんや。でも、ついに優勝しましたね」とほころぶ顔の汗をぬぐった。