幅20メートル、巨大段飾り「キュステ」に登場 観光客「すごい」と感動 ビッグひな祭り 勝浦

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初公開された横長の巨大段飾りを鑑賞する観光客=20日、勝浦市
初公開された横長の巨大段飾りを鑑賞する観光客=20日、勝浦市

 勝浦市で20日、日本最大級のひな祭りイベント「2015かつうらビッグひな祭り」が開幕した。新たに展示場所に加わった文化会館「キュステ」の巨大段飾りが、「見どころのハイライト」(市観光商工課)。早速、訪れた観光客が「すごい」と感動していた。3月3日まで。

 ビッグひな祭りは、子どもの健やかな成長祈願や観光客誘致が目的で16回目。全国の家庭から寄贈を受けたひな人形を勝浦、興津、上野、総野の市内各地で展示する。規模は例年より5千体多い3万体。

 開会式では、猿田寿男市長が「きょうから勝浦に春がやってきた。キュステで新しい風景をつくり上げた」とあいさつした。

 観光客の視線を釘付けにしたのは、そのキュステ。4700体のひな人形群が華やかに共演する見せ場がある。約800人収容の座席をひな壇に仕立て、幅20メートル、高さ6・5メートルの横長の巨大段飾りにした。

 「毎年来ているが今までこんなに多くのひな人形はなかった。圧倒された」と驚きを口にしたのは、鴨川市の奥村卓さん(68)、定子さん(69)夫妻。「連れてきた孫たちも喜んでくれた」とうれしそう。

 巨大段飾りには受け入れ側も自信をのぞかせる。ひな人形の仕分け作業に尽力した勝浦市の積田行雄さん(76)は初めての会場でやりがいがあったとし、「できるだけ多くのひな人形を見せたいと考え配置した。勝浦ならではの迫力ある飾り付けを楽しんで」。

 野外の60段の石段に1200体のひな人形を集めた遠見岬神社も根強い人気。大網白里市の松本幸子さん(63)は「前から来たいと思っていた」と熱心に見入っていた。