切り立つ鋸山、波打つ海 正岡子規・鋸南 【書でめぐる房総文学散歩】(2)

 山はいがいが海はどんどん菜の花は黄に麦青しすみれたんぽぽつくづくし

 伊予松山出身の正岡子規が東京へ出たのは16歳。東京帝国大学予備門で生涯の友、夏目漱石と出会います。互いの文学的資質に感銘し、切磋琢 ・・・

【残り 247文字、写真 1 枚】



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