内房“最古”の駅舎に別れ 袖ケ浦駅102年の歴史、展示で回顧 市郷土博物館

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現在では見なくなった切符はさみや手書きの時刻表などが展示されている=3日、袖ケ浦市郷土博物館
現在では見なくなった切符はさみや手書きの時刻表などが展示されている=3日、袖ケ浦市郷土博物館

 現存するJR内房線の駅舎の中で最も古い袖ケ浦駅(袖ケ浦市奈良輪)が新駅舎に生まれ変わるのに合わせ、同市郷土博物館で、企画展「袖ケ浦と鉄道袖ケ浦駅・長浦駅」が開かれている。市内の鉄道や駅の歴史を古写真や模型を使って解説している。11月24日まで。

 同館によると、袖ケ浦駅(旧・楢葉駅)は、大正元(1912)年に開業。駅舎は、線路の複線化工事でも改築されず、建築当初の姿をほぼとどめていた。

 市内にある長浦駅が今年2月に改修されたのに続き、袖ケ浦駅も10月12日から新駅舎の利用が始まり、現駅舎は102年の歴史に幕を閉じる。

 企画展では、新たに確認された大正2年の楢葉駅の写真を紹介するほか、現在では見ることがなくなった切符はさみなどを展示。木更津市の愛好会に依頼して用意した開業当時に近い時期の列車模型も見ることができる。

 入館無料、月曜休館。今月11日午前11時~午後3時半には、館内で列車模型走行会を開催、18日午後1時半からは講演会「房総の鉄道」を予定している。詳しくは同館、電話0438(63)0811。