レンゲ米、実ったよ 園児が収穫の喜び味わう 大多喜

自ら刈り取った稲株を天日干しする園児=大多喜町
自ら刈り取った稲株を天日干しする園児=大多喜町

 多喜町の「レンゲ米」を栽培する田んぼで、地元園児による稲刈り体験が行われた。約60人が参加し、黄金色に輝く稲穂を収穫する喜びを味わった。

 食育に役立ててもらおうと、NPO法人大多喜みらい塾(上治信理事長)が初めて企画した。

 稲刈りをしたのは、レンゲ畑から切り替えた田んぼ一面の10アール。無農薬、無化学肥料で育てた。園児たちは今年5月、同所で手作業で田植えも体験しており、その後、生育状況を気にかけて見学にも来ていた。

 楽しみにしていた実りの秋の日。鎌を持った小さな手が稲株の根元付近を上手にこすり取った。稲株を天日干しで乾かすおだがけにも挑戦。10月、給食で収穫米を頬張る。

 同みらい塾は「大多喜レンゲ舞」のブランド化を推進。今年は町全体で昨年の5倍、150アールの農地でレンゲ米を栽培した。

 農作業に園児も参加することは「町ぐるみの取り組みになりブランド化の弾みになる」と期待する。

 千葉県夷隅農業事務所によると、レンゲソウは稲の生育を促進する窒素を空気中から取り込む。土にすき込んで耕すと「自然の肥料になる」という。


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