“北総線代替バス”本格運行 千葉NT中央-新鎌ケ谷駅直行 「ちばにう」9日発車式

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テスト走行した「生活バスちばにう」=5日、千葉ニュータウン中央駅北口
テスト走行した「生活バスちばにう」=5日、千葉ニュータウン中央駅北口
青色を基調としたボディーに子どもの笑顔がデザインされた
青色を基調としたボディーに子どもの笑顔がデザインされた

 高運賃が問題となっている北総線の代替手段として、千葉ニュータウン(NT)中央駅前(印西市)-新鎌ケ谷駅前(鎌ケ谷市)を走行する新路線バス「生活バスちばにう」が、9日から本格運行することが決まった。同バスは、市民からの要請を受けて鎌ケ谷観光バス(本社・鎌ケ谷市)が運行する。

 同社は5月末に国から運行許可を受け、今月5日から実際の運行ルートに沿ってテスト走行を始めている。バスは59人乗りの中型で、青色を基調としたボディーは、3世代が笑顔で手をつなぐデザインを採用した。

 千葉ニュータウン中央駅北口前と新鎌ケ谷駅南ロータリーの両停留所を結ぶ直行便で、月~金曜日に限り運行。通勤通学客の利用を想定して朝夕は30分に1本、日中は1時間に1本の間隔でバスが走る。運行距離は約12キロで、走行時間は道路状況にも左右されるが20~25分。料金は1回300円で、同区間の北総線運賃(560円)に比べて半額程度。北総線の高運賃を敬遠し、外出をためらう利用者を掘り起こすのが狙いだ。

 一方、支払いは現金か回数券、定期券のみで、IC乗車券の利用はできない。車両導入コストを最小限に抑えたため、車内両替機も設置していない。採算ラインは1日400人とされ、バスの認知度向上と、乗客確保が当面の課題になっている。

 運行を側面から支援する市民団体「生活バスちばにう友の会」は、本格運行を前に、千葉ニュータウン中央駅圏の住宅街や、駅頭でチラシを配布しバスの魅力をPR。代表の武藤弘さん(69)は「新しい交通手段として手軽に乗ってもらいたい」と話した。

 第1便の運行は、千葉ニュータウン中央駅発の9日午前6時から。運行開始を記念した発車式は、同日午前10時から同駅北口前で開き、先着100人に「おためし乗車券」(1回分)を進呈。回数券の購入は、同駅近くのコンビニ店などで購入できる。問い合わせは、鎌ケ谷観光バス、電話047(444)3154。