「友好の花畑」拡大へ メキシコ原産の花植栽 御宿

 メキシコ原産の花、コウテイヒマワリとコウテイダリアの苗計千株の植栽活動が14日、御宿町実谷の農地で始まった。「日墨友好の花畑」を拡大するのが目的。今年11月の開花時期に公開し、訪れた人の目を楽しませる。

 植栽したのは「御宿皇帝ヒマワリと交流の会」(安藤操会長)の会員約30人。これまで同町の住宅街で同様の試みを展開していた。今回、6千平方メートルとより大きな植栽場所を確保した。

 いずれも“背の高い花”なのが特徴。茎の長さはこの日は10~20センチほど。これからグングン伸びて3~4メートルに達するという。

 今後、開花時期がそろうようメキシコ原産のコスモスと日本を代表する花として菊も投入。彩りを一層、鮮やかにする。

 植栽活動には今月、メキシコから同町に移住したばかりの国際的バイオリニスト、黒沼ユリ子さん(73)も趣旨に賛同し参加。「日本が恋しくなった」と約40年住み続けたメキシコから、コンサート活動で縁があった同町に移ってきた黒沼さんは「植物が大好き。メキシコと関係する花なので11月が楽しみ」と話した。石田義広町長も作業着姿で現場に訪れ、シャベルを手に汗を流す住民に感謝の言葉をかけた。

 同町では約400年前、遭難した船に乗り合わせた300人以上のメキシコ人を海女らが救出し、この史実が日墨友好のきっかけとなっている。


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