文武両道達成に苦闘 「学校を変える」描く 「まくそうの風」出版 大規模校 幕張総合高校長として3年間 市原市の白鳥教育長

校長3部作の最後を飾る「まくそうの風」を出版した白鳥・市原市教育長
校長3部作の最後を飾る「まくそうの風」を出版した白鳥・市原市教育長

 市原市の白鳥秀幸教育長(62)が、県立幕張総合高校(千葉市)の校長を務めた3年間を振り返り「まくそうの風」(学事出版刊)を出版した。教育困難校を立て直すまでをつづった既刊2冊に続く“校長3部作”の集大成。県内最大規模校という新たな挑戦の場で、真の文武両道の実現に苦闘する姿が描かれる。校長職の心得も巻末に添え「頑張れば学校は変わる。学校経営に努める方に読んでほしい」と話す。

 白鳥さんは市原市出身。生浜高、木更津高、県教育庁指導課高校指導室主幹などを経て2004年から3年間、県立姉崎高校(市原市)に校長として赴任。荒れた教育困難校だった同校を3年間で県内屈指の人気高に立て直す、いわゆる“姉高の奇跡”を指揮した。その奮闘ぶりは既刊の「あねさきの風」(上下巻、学事出版刊)で紹介され、大きな反響を呼んだ。

 校長としてのキャリアの集大成と位置付ける同書。「頑張れば学校は変わる。学校経営に努める方に読んでほしい」と話す。白鳥さんは実績を認められ昨年、生まれ育った市原市から教育長として招かれた。幼小中高連携などに取り組み「現在は闘う教育長。必ず改善する」と意欲的だ。

 「まくそうの風」は2000円(税別)。題字などは市内の書道家、飯高和子さんが揮毫(きごう)。詳しくは学事出版、電話03(3255)5471。


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