ドトール、公立図書館に 借りてすぐ読書×コーヒー楽しむ 相乗効果で利用増狙う 千葉市

 ドトールコーヒー(東京)は3日、千葉市中央図書館・生涯学習センター(同市中央区)の施設内に店舗をオープンした。公立図書館施設内への出店は同社初の試み。同館利用者の要望を受けたもので、双方の利用者の増加など相乗効果を狙う。

 同館の利用者は1日平均約2500人。市が両施設の利用客にアンケートを実施したところ、「気軽に入店できるカフェ」を望む声が多かったという。同社も従来の駅周辺やオフィス街とは異なるエリアへの出店を検討していた。

 レストラン跡地に開設した店舗は白を基調とした明るいガラス張り。計74席で、従来よりソファ席や2人席を増やした。住宅街に近い公共施設であり、あらゆる年代に合うよう全席禁煙にした。

 図書館で借りた本を読みながら、入れたてのコーヒーやサンドイッチなどを楽しめる。

 「幅広い年齢層が本を読んでゆったり過ごせるよう、レイアウトにこだわった」と同社の担当者。同店を足掛かりに今後も図書館など地域生活のインフラとなる立地への出店に取り組む考えだ。

 一方、千葉市の担当者は「カフェの出店をきっかけに施設の利用者が増えるなど相乗効果が見込めるのでは」と期待を寄せる。

 来館前に立ち寄った同市稲毛区の会社員、酒井貞行さん(44)は「気軽に入店しやすい。軽食も充実しているのでまた利用したい」と話した。

 8日まではオープン記念で、コーヒー豆などを10%オフで販売。来店者には次回使用できるドリンク50円引き券もプレゼントする。営業時間は午前9~午後7時。定休日は第4月曜日・年末年始。


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