2015年8月4日 15:33 | 無料公開

佐久間頭取(左)から助成金交付証を受け取るロボキュア代表者=3日、千葉市中央区の千葉銀行本店
千葉銀行は3日、「ちばぎん・研究開発助成制度2015」の助成金交付式を同行本店で開き、会話ロボットを使った失語症リハビリ用ソフトウエア開発の「ロボキュア」など5社に総額500万円を助成した。
交付証を手渡した佐久間英利頭取は「想像力の豊かさと問題意識の高さを感じた。それぞれが形になり、地域経済を担う事業に育つことを期待する」と激励。来賓の小宮一仁千葉工業大学長は「大学と企業が手を取り合い、千葉を元気にしてほしい」と期待した。
他の助成対象は、三立機械工業(原料分離による廃電線処理)▽柳川建設(植物を用いた都市舗装)▽サンフライド(靴のバーチャル試着システム)▽コモンズ(ナノ粒子を用いた空間芳香技術)。
助成制度は、同行が千葉大、千葉工大と共同研究を行う企業を支援しようと創設。累積で21社に2300万円を助成している。