

千葉県内の公立高校入試が17日、全日制124校と定時制16校、通信制1校で一斉に始まり、3万2528人が筆記試験などに臨んだ。志望校への合格を目指す受験生たちは、春からの学校生活への期待と、緊張を胸に「できる限りのことはやってきた」「いつも通りに頑張る」と意気込んだ。18日も試験を行い、合格発表は3月3日。
(宮嶋優)
◆全日制平均1・09倍
県教委によると、全日制は募集人員2万8880人(124校199学科)に対し、受験者数は3万1537人で、平均倍率が1・09倍。定時制は募集人数1237人(16校16学科)に802人が受験し、平均倍率0・65倍。通信制は募集人数360人(1校1学科)に189人が受験して倍率は0・53倍となった。
初日の17日は国語、数学、英語の3教科などの試験を実施。千葉市中央区の県立千葉高校には午前8時半過ぎから、制服姿の受験生が続々と集まった。
開門前から校門で待っていた同市美浜区の男子生徒(15)は「緊張はあるが期待の方が大きい。できる限りのことはやった。第1志望に頑張って受かりたい」とこれまでの努力を自信に変えた様子。市原市の女子生徒(15)は「親に『いつも通り行ってらっしゃい』と言ってもらえて安心した」という。「大きな緊張と少しの期待など、いろいろな気持ちが混ざっている」と率直な感情を明かした。
千葉市若葉区の女子生徒(15)は「得意の理科で、苦手な社会をカバーしていきたい。春からこの学校に通いたい」と意欲。市原市の男子生徒(15)は「緊張もあるが、やっとこの機会が来たなと楽しみ」と心を躍らせ挑んだ。
同校周辺には、受験に臨むわが子を見守る保護者の姿も。娘を校門前で見送った八千代市の50代の母親は「ここまでやってきたことが絶対に力になっているから、悔いのないように」と背中を押したという。
県教委の集計では初日の県内全体の欠席者は496人で、インフルエンザなどによる体調不良での別室受験は372人。2日目の18日は理科、社会や各校ごとの作文、面接などを行う。
健康上の理由や不慮の事態で欠席した人が対象の追試験は26日に実施する。





