2025年10月17日 05:00 | 無料公開

千葉県庁
物価高で施設更新費などが膨らみ厳しい経営が見込まれる千葉県営水道(県北西部などの11市に給水)の値上げ方針を巡り、県の諮問を受けて設置された県水道事業運営審議会(会長、滝沢智東京都立大特任教授)は16日、平均で18・6%の値上げを妥当とする答申書を熊谷俊人知事に手渡した。
答申では料金引き上げの影響を踏まえ、県による物価高対策を確実に進めてほしいとの要望も付記した。滝沢会長は「県営水道の強固な財務基盤を確立していただきたい」と求め、熊谷知事は「答申の趣旨を十分に尊重し、条例案を今後取りまとめたい」と応じた。





