朗希、圧巻25球 令和の怪物ベール脱ぐ 首脳陣驚嘆も満足せず 千葉ロッテ

初ブルペン入りして投げ込む千葉ロッテ・佐々木朗=石垣
初ブルペン入りして投げ込む千葉ロッテ・佐々木朗=石垣

 “令和の怪物”がついにベールを脱いだ。最速163キロを誇る千葉ロッテの佐々木朗希が初めてブルペン入りし、捕手を立たせて25球を投げ込んだ。投球を見守った井口監督は「今年、ブルペンで見た中でナンバーワン。想像をはるかに超えていた」と評価した。

 約200人のファンと約50人の報道陣が見守る中、佐々木朗は捕手柿沼のミットを目掛け、左足を高く掲げる独特のフォームで剛球を投げ込む。高く、大きい音がブルペンに響く度に、観衆はどよめいた。右腕は球筋に不満が残り「良くはなかった」と首をひねったが、井口監督は現役時代に対戦したダルビッシュ(カブス)、大谷(エンゼルス)の剛腕2人と比較して「全く違ったタイプ。スピン(回転)が効いていた」と語った。

 着々と“その日”に備えた。筑波大大学院でコーチングを学んだ吉井投手コーチの下、キャンプ初日から1軍の先輩と交じり、少しずつ練習の強度を上げた。第2クールにはバッテリー間と同じ18・44メートルの距離で強めのキャッチボールを行い、ついに1軍キャンプ最終日にブルペンへ入った。

 「すごかった。あんな球を投げるやつは見たことがない」とは興奮冷めやらぬ表情の吉井コーチ。佐々木朗は初めてのキャンプを終え、「一度も離脱することなく練習できた。順調に来ている」とうなずく。今後は実戦登板の予定はないが、沖縄本島遠征メンバーに帯同。引き続き吉井コーチの下で実力を磨く。



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