【うずしお高校浄瑠璃部】(179) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第五章 鮎屋の滝(十七)

 ぬくもりの記憶は、心のなかで眺める月みたいなものではないか。目をつぶり、望みさえすれば、それは現れる。雲に隠されることもなく、柔らかな光を放 ・・・

【残り 757文字、写真 1 枚】



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