米大リーグで労使協定の交渉再開 3日は進展なし

 【ロサンゼルス共同】労使が決裂して越年した米大リーグは新労使協定の妥結に向けた交渉が1月から再開する。新年最初の平日だった3日は具体的な進展はみられなかった。

 昨年12月初めに労使に絡む活動が止まるロックアウトに突入。その後も交渉は行われたが、決裂の要因となっている収益分配の見直しやフリーエージェント(FA)の権利取得条件などは先送りされた。

 2月中旬のキャンプインが迫る中、プロ野球広島からポスティングシステムでのメジャー入りを目指す鈴木誠也外野手やマリナーズからFAになった菊池雄星投手の交渉は止まったまま。キャンプ開始時期の延期も懸念されている。


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