2021年12月15日 20:23 | 無料公開
【ソウル、シンガポール共同】韓国の洪楠基・経済副首相兼企画財政相は15日、環太平洋連携協定(TPP)への加盟申請時期について「(来年5月までの)現政権の任期中に申請することを目標にしている」と述べた。聯合ニュースが報じた。韓国とシンガポールは、デジタル貿易のルールを定めるデジタル連携協定を実質合意した。
洪氏は13日の対外経済関係の閣僚会議で申請への国内手続きを始めると表明、15日には国内の農水産業への支援策が必要との認識を示した。日本が求める東京電力福島第1原発事故を受けた水産物の輸入規制の撤廃について「協議過程で議論になるだろう」と語った。