幕張新都心地下で野菜栽培 世界初の全自動工場稼働 共同溝を有効活用、量産目指す 【マクハリ】

幕張新都心地下で試験栽培を開始した全自動植物工場=13日、習志野市
幕張新都心地下で試験栽培を開始した全自動植物工場=13日、習志野市

 幕張新都心の地下で13日、世界初の全自動植物工場が稼働した。使われなくなった共同溝を有効活用するもので、変動が激しい気候の影響を受けないため、低コストで安定した品質の野菜を栽培できる。1年間の試験栽培を経て、2019年から「マクハリ野菜」の量産を目指す。

 共同溝は電線や電話線を埋設するため、旧県企業庁が千葉市美浜区から習志野市にかけて1995年に造ったが、幕張新都心への企業進出が不調で習志野市区間(約1・1キロ)が利用されなかった。有効活用を目指す県は同区間の事業者を募り、昨年 ・・・

【残り 565文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る