鴨川・貝渚地区待望のバイパス開通 国道128号と貝渚橋2・6キロ結ぶ市道 渋滞解消、災害に備え

市道の竣工安全祈願祭であいさつする佐々木市長=鴨川市
市道の竣工安全祈願祭であいさつする佐々木市長=鴨川市

 鴨川市の「市道貝渚大里線」(総延長約2・6キロ)の一部に当たる貝渚工区(延長約1・1キロ)の整備が完了し、開通した。嶺岡トンネル付近の国道128号から貝渚橋を結ぶことで、市中心部の慢性的な渋滞の解消を図り、災害時には緊急車両が通行するバイパスになる。

 市によると、同区間は2009年に着工した。車道の幅員は8・5メートル、歩道は2・5メートルで、総事業費用は3億6925万。24年3月に先行して開通した同線の大里-花房間と合わせ、各県道や国道128号に集中していた交通量の分散が見込まれる。

 道路は12日に供用を開始。11日に開かれた竣工安全祈願祭には、議員や地元関係者ら約30人が出席し、神事が執り行われた。

 佐々木久之市長は「地域の物流や交流、観光拠点へのアクセス向上による地域経済の活性化、防災力の向上に寄与すると期待している」とあいさつ。今後については「残る横渚地区の道路整備、国道および千葉鴨川線との交差点改良など、本路線の全線開通に向けて取り組む」と述べた。

(島津太彦)


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