１６日午後４時３分ごろ、千葉県東方沖を震源とする地震があった。最大震度２、地震の規模を示すマグニチュード（Ｍ）は３・８と推定される。震源の深さは約６０キロ。一宮町、千葉市若葉区で震度２を観測した。この地震による津波の心配はない。

　地震が及んだ地域（震度1以上）の総人口は約97.8万人。うち、地震による被害リスクが高いとされる65歳以上人口は32.5％の約31.7万人。

　千葉県内の各地の震度は次の通り。

▼震度2
一宮町、千葉市若葉区

▼震度1
茂原市、東金市、山武市、大網白里市、九十九里町、芝山町、睦沢町、長生村、長南町、千葉市緑区、市原市、勝浦市、君津市、いすみ市、大多喜町

【地震が及んだ地域の全国人口】
97万8091人（うち65歳以上 31万7935人、32.5％）

※「地震が及んだ地域の人口」とは

　人間が揺れを感じる震度1以上を観測した市区町村の人口の合計値（どの程度の人数が地震を感じる可能性があったかを測るため、2025年1月時点の国統計に基づいて千葉日報社が集計）。また、地震による被害リスクが高いとされる65歳以上の人口も別途算出。日頃の防災意識の向上に役立ててもらうため、参考情報として紹介しています。