2025年9月4日 05:00 | 有料記事

成田市民らの戦争体験のエピソードを募った連載「戦後80年いま伝えたい 戦争の記憶」

戦争体験のエピソードをイメージしやすいよう市職員が写真を調達
「きょうは空襲がありませんように」。昭和15年生まれの女性は戦時の記憶を呼び起こし、当時の思いをこうつづった。戦後80年に合わせ、成田市が市民らの戦争経験のエピソードを募り、広報紙の裏表紙で昨年8月15日号から計20回予定で連載する企画「いま伝えたい 戦争の記憶」の第1回に寄せられた言葉だ。
女性は戦時中の日常を回想して書き記した。地面を掘って作った防空壕(ごう)に頭巾をかぶって逃げ込み、けたたましいサイレン音が鳴り響く空襲警報の解除をじっと待った。東京や千葉を襲った爆撃機が銚子沖を抜けて帰還する際に成田の上空を通過した。時には残った爆弾を落として去ったと記憶している。
「戦争中、一番困ったのは、食べ物 ・・・
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