2025年8月8日 12:02 | 無料公開
大雨の影響で土砂が流入した道路=8日午前、鹿児島県姶良市(国交省鹿児島国道事務所提供)
前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で九州は8日、大雨となった。気象庁は未明、鹿児島県の薩摩、大隅地方で線状降水帯が発生したと発表。記録的な雨量となった霧島市に大雨特別警報を出し、土砂災害への最大級の警戒を求めた。鹿児島県内では家屋倒壊による病院搬送や道路の寸断による孤立が起きているとの情報がある。前線が停滞するため、九州は10日にかけて激しい雨が続く恐れがあり、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも厳重な警戒が必要だ。
大雨特別警報が発表されたのは今年初めて。気象庁によると、霧島市の溝辺では午前3時までの1時間で107・5ミリの猛烈な雨が降り、同地点の観測史上最大に。午前5時ごろまでの12時間降水量は480ミリを超え、平年8月の1カ月分の約1・8倍になった。
霧島市は市内全域に、鹿児島市は一部地域に「緊急安全確保」を発令。霧島市によると、道路が寸断され、孤立状態の地区があるとの情報やオートキャンプ場で数十人が孤立しているとの情報がある。県は、霧島市に災害救助法を適用したと発表した。






