2021年12月20日 15:47 | 無料公開
本会議で和解案を可決した愛知県小牧市議会=20日午後
愛知県小牧市の男性職員=当時(30)=が2018年7月、上司からのパワハラを受けたことを示すメモを残して自殺した問題で、市議会は20日の本会議で、遺族に賠償金約7千万円を支払う和解案を可決した。
男性は情報システム課に勤務。自殺後、調査した第三者委員会が19年6月に出した報告書では「パワハラが原因で精神疾患にかかり、自殺につながった可能性が高い」とされた。
市は19年7月に上司の女性係長を停職6カ月の懲戒処分とし、上司はその後、依願退職。男性は20年1月、公務員の労働災害に当たる公務災害に認定された。







