生け花甲子園、県立岐阜商がV 京都、準優勝は群馬県立桐生高

「Ikenobo 花の甲子園」の全国大会で優勝した岐阜県立岐阜商業高のチーム=14日午後、京都市

 高校生が3人一組で生け花の腕前を競う「Ikenobo 花の甲子園」の全国大会が14日、京都市中京区で開かれ、岐阜県立岐阜商業高茶華道部のチーム「花あゆ」が優勝した。準優勝は群馬県立桐生高。

 岐阜商業高のテーマは花が持つ「輪を生み出す力」。アレカヤシというヤシ科の植物で丸い形を作り、人のつながりを表現した。メンバーの古田羽菜さん(16)は「これからも花を生けることで人を笑顔にしたい」とうれしそうに話した。

 新型コロナの影響で、140校が応募した地区大会は、昨年に引き続き動画や作品写真を基に審査するリモート形式に。この日は地区大会を勝ち抜いた9校が出場した。


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