カマイルカ国内初人工繁殖、千葉 母子ですいすい

「鴨川シーワールド」で人工繁殖により生まれたカマイルカの赤ちゃん。左は母ディアナ=25日、千葉県鴨川市

 千葉県鴨川市の水族館「鴨川シーワールド」は25日、カマイルカの人工授精による繁殖に国内で初めて成功したと発表した。出産は5月29日。既に一般公開されており、母子が寄り添ってプールで泳ぐ姿をガラス越しに見ることができる。

 同館によると、赤ちゃんは、母ディアナと父ルパンの間に生まれた雄。出産時は推定で体長106センチ、体重13・5キロだった。名前は未定。ルパンは別のプールで飼育され、ショーで活躍することもある。担当者は「イルカは成長が早く、小さい姿を見られるのは今のうちだけ」と話している。


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