一挙7得点、5度目のコールド 専大松戸好機逃さず 2020千葉高校野球<第11日>

専大松戸―市船橋 6回表専大松戸無死一、三塁、江波戸が左前に勝ち越し適時打を放つ。投手高山、捕手桜内=県総合SC
専大松戸―市船橋 6回表専大松戸無死一、三塁、江波戸が左前に勝ち越し適時打を放つ。投手高山、捕手桜内=県総合SC
専大松戸―市船橋 6回表専大松戸無死一媔三塁媔勝ち越し打を放ちガッツポーズで駆け出す江波戸=県総合SC
専大松戸―市船橋 6回表専大松戸無死一媔三塁媔勝ち越し打を放ちガッツポーズ で駆け出す江波戸=県総合SC

 好機は逃さない。専大松戸は0―4で迎えた六回、打者一巡の猛攻で7点を奪い逆転。終盤にも加点し、今大会5度目のコールド勝ちを飾った。吉村京之助主将は「全員で打線がつながった」と誇らしげに語った。

 「秋の拓大戦と一緒だぞ」。五回終了後のグラウンド整備中、持丸修一監督の厳しい声が飛んだ。昨秋の県大会準決勝は、拓大紅陵に散発3安打で完封負け。初の秋季関東大会を逃した悔恨がナインにはあった。この日も早打ちが目立ち、走者を出しても拙攻が続いていた。

 「俺たちなら打てる」。燃えたナインは直後によみがえった。四死球で走者をためて押し出し四球で1点を返すと、平田健眞の適時打で1点差に迫る。無死一、二塁から中村哉太は犠打を2度失敗したが、自らの判断でバスターに切り替えて同点打。結局、5安打を集めて一気に逆転した。

 今大会は二回までに先制し、逃げ切る試合を続けてきたが、逆転勝利は初。冬の間は午後9時まで残って打ち込むこともあった吉村は「秋の苦い経験があった。『ここで焦ったら負け』と言い合った」。3年生全18人がベンチ入り。粘り強さも備える緑のナインが、5年ぶりの夏頂点へあと1勝とした。


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