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新型コロナウイルス情報

独居高齢者に宅配弁当券 1万円相当、東金市配布 安否確認、飲食店支援も

高齢者に配るチケットと業者ごとに注文方法などをまとめた飲食店のリストのイメージ。各店は栄養バランスを重視したメニューを日替わりなどで用意する
高齢者に配るチケットと業者ごとに注文方法などをまとめた飲食店のリストのイメージ。各店は栄養バランスを重視したメニューを日替わりなどで用意する

 新型コロナウイルスの感染拡大で家にこもりがちな高齢者と、疲弊する飲食業者とを同時に支援しようと、東金市は、宅配弁当に引き換えられる計1万円相当のチケットを75歳以上の独居市民に無料で配布する取り組みを始めた。業者は安否確認を兼ねて弁当を配達し、配達実績に応じた金額を市から受け取ることができる。

 市高齢者支援課によると、支援策は(1)高齢者が飲食店に弁当を注文しチケットで支払う(2)飲食店が市にチケットを提出(3)枚数に応じ市が飲食店の口座に代金を振り込む-という仕組み。

 チケットは10枚つづりで、1枚で弁当一つと引き換えることができる。飲食店は税金や送料などの経費も含め1食千円相当の弁当を用意。配達時に高齢者に異常が見られた場合はその場で市に通報する。自前での配達が難しい業者は、市が委託する新聞販売店のスタッフに代行してもらえる。

 参加する飲食店は、東金商工会議所を通して事前に募集した10店舗。和洋中とジャンルは幅広く、利用者はチケットに同封された店舗リストから注文する。

 5月22日に郵送手続きを行い、早ければ週明けの25日ごろから、6月末まで使える。対象は約1200人で、市は経費約1200万円をいったん財政調整基金から支出する。

 同課の担当者は「高齢者にバランスの良い食事を届けるとともに、苦境の飲食店の運転資金確保の一助にしたい」と話した。

 問い合わせは同課(電話)0475(50)1165。


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