化学弾廃棄へ審査基準 175発、年度内に処理へ 全国で初千葉県が設定

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 千葉市稲毛区の民間研究農場で見つかった旧日本軍の毒ガス弾(化学弾)と見られる砲弾175発の処理に向け県は、廃棄許可に関する審査基準を設定した。火薬類取締法には、化学弾の廃棄についての明確な基準がなく、設定は全国で初めて。

 県保安課によると、化学弾の廃棄処分を国から請け負った業者が、県に廃棄申請をする場合に備えて審査基準を設けた。化学弾に充填(じゅうてん)されている有害化学剤などの種類・数量が明らか、化学剤の漏えいに備え除染用薬剤を必要量の2倍以上確保している、運搬経路はあらかじめ定めた舗装した道路に限定-など審査基準を細かく規定した。