2022年6月8日 20:02 | 有料記事

講演で被害者支援を訴える安藤さん=8日午前、四街道署
木更津市で2019年、通学中の小学生女児2人が軽乗用車にはねられた交通事故で、亡くなった女児の母親、安藤正恵さん(47)が8日、四街道署で講演し「娘が亡くなったことを一生背負っていく」と述べた。事故から3年以上がたった今でもカウンセリングを受けていることも明かし、被害者支援として心のケア充実を訴えた。
講演会は同署協議会や四街道市犯罪被害者支援連絡協議会の合同総会で実施。同総会は、昨年6月に八街市で発生した飲酒運転のトラックによる児童死傷事故を受け、子どもたちが事故や犯罪に巻き込まれないよう県警や関係機関が協力していくため開いた。
安藤さんの娘の音織(ねおり)さん=当時(8)=は小学3年生だった同年4月23日朝、木更津市内の県道交差点で横断歩道を渡っていたところ、赤信号を無視してきた軽乗用車にはね ・・・
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