【新型コロナ詳報】千葉県内、新規感染ゼロ 1年5カ月ぶり 首都圏4都県で今年初 県「気を緩めずに」

千葉日報 新型コロナ情報
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千葉県内直近7日間平均の感染者数
千葉県内直近7日間平均の感染者数

 千葉県内は28日、新型コロナウイルスの新規感染者と死者の発表がなかった。県内の感染発表数がゼロとなるのは昨年6月21日以来、約1年5カ月ぶり。東京、神奈川、埼玉を含む南関東1都3県の中で感染発表数がゼロになるのは今年初。南アフリカなどで確認された新変異株「オミクロン株」が世界各地に拡大し、国内での感染再拡大も懸念される中、県は「気を緩めずに感染対策を徹底してもらいたい」と注意を呼び掛けている。

 28日は県、千葉市、船橋市、柏市でいずれも新規感染者の発表がなかった。県疾病対策課は「医療機関の休診日が重なるため、日曜日は発表件数が少なくなる傾向にある」と説明した上で、「海外で流行が広がる中、千葉を含めて国内では感染が落ち着いている。理由は不明だが、マスクの着用など感染対策の徹底も要因の一つかもしれない」などと指摘した。

 新型コロナは今夏、インドで確認されたデルタ株が拡大する中で流行の「第5波」を迎えた。直近7日間平均の新規感染者数は8月21日には1559・7まで増加したが、その後は急激に減少。10月25日以降は10を下回り、11月28日には3となった。

 8月2日に県内で始まった3度目の緊急事態宣言は、9月30日を期限に解除。県内飲食店に出されていた営業時間短縮や酒類提供制限の要請も、10月25日には全面的に解除された。

 一方、県は今月5日から、コロナ患者や家族が連絡先を複数登録することで、保健所から迅速に連絡できるようになるシステムの運用を開始。25日には県内2カ所目となる「臨時医療施設」を千葉市稲毛区に設置することを決めるなど、感染拡大に備え対策を急いでいる。

 県の担当者は「これからも気を緩めずに、マスクの着用など基本的な感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。

 県内ではこれまでに、10万462人の新型コロナ感染と、1028人の死亡が確認されている。


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