コロナ集団感染を乗り越え寅人形 「北総育成園」入所者、制作販売を再開

松戸市長(中央)に干支の寅人形やシクラメンを披露する北総育成園の入所者ら=船橋市役所
松戸市長(中央)に干支の寅人形やシクラメンを披露する北総育成園の入所者ら=船橋市役所

 船橋市が東庄町内に設置している知的障害者支援施設「北総育成園」の入所者たちが、来年の干支(えと)の寅(とら=虎)人形などを手作りで仕上げ、船橋市役所を訪れて披露した。同園は昨年3~6月、新型コロナウイルスの大規模な集団感染に見舞われたが、手作り品の制作作業と商品販売を再開している。

 入所者たちが披露した干支の寅人形は、和紙を貼り重ねて鮮やかな色付けも施し、約4カ月かけて完成。入所者が原料の植物コウゾの栽培から手掛けた和紙も使っている。数量限定商品で、同園で購入できる。

 船橋市から受け入れた人を中心に現入所者は20代~80代の69人。八つの班に分かれ、工芸品や農作物を手作りしている。同市役所には、苗から丹精を込めて3カ月間育てたシクラメンの鉢植えも持参。松戸徹市長に出来栄えを確かめてもらった。木工品や手芸品とともに、同園や近隣の道の駅などで販売する。


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