【速報】台風8号、あす千葉県接近へ 27日未明から激しい雨 銚子では漁師が備え

台風に備え漁船をロープで岸壁につなぎ止める漁師=26日午前、銚子市
台風に備え漁船をロープで岸壁につなぎ止める漁師=26日午前、銚子市

 台風8号は27日昼前から昼過ぎにかけて県内最接近が見込まれており、大雨や強風、高波への注意が必要だ。銚子市内では26日、台風への備えが進められた。利根川沿いの船だまりでは風や波から漁船を守るため、ロープで固定するなど漁師らが対策を講じていた。

 市内の漁師の男性(46)は小型漁船と岸壁の間にクッションになる道具を挟んでロープを結び付け、「船が(岸に)ぶつかって穴が開かないようにした。自然には逆らえない」と忙しそうだった。

 銚子市漁協によると、風の影響を避けるために外川漁港から利根川沿いなどに移動する漁船がいた。市漁協でも漁港内の対策を実施。水揚げした魚を入れるタンクが吹き飛ばされないよう水を入れるなどした。

 海水浴場不開設となっている銚子マリーナの海岸では26日午後、まばらだが砂浜に人が見られた。同海岸でボランティア活動をする銚子ライフセービングクラブも台風接近に伴い現場から引き上げた。「興味本位での海岸利用は重大事故につながる」とSNSで注意を呼び掛けた。

 銚子地方気象台によると、27日昼過ぎにかけて北東部、夷隅・安房の海上を中心に非常に強い風が吹く見込みで、最大風速は同地域の海上で20メートル、陸上で15メートルと予想される。28日にかけての北東部と夷隅・安房は、しけが見込まれる。

 県内は27日未明から夜遅くにかけて、1時間30ミリ~40ミリの激しい雨が見込まれる。24時間降水量はいずれも多いところで同日正午までで80ミリ、28日正午までで50~100ミリが予想される。同気象台は土砂災害や低い土地の浸水、暴風、高波などに注意、警戒を呼び掛けている。


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