待望“生観戦”3879人興奮 マリンで2年ぶり有観客 第103回全国高校野球 千葉大会

第103回全国高校野球選手権千葉大会の5回戦。ZOZOマリンスタジアムのみ有観客で実施した=17日午前、千葉市美浜区
第103回全国高校野球選手権千葉大会の5回戦。ZOZOマリンスタジアムのみ有観客で実施した=17日午前、千葉市美浜区

 高校野球のスタンドに一般観客が戻ってきた。第103回全国高校野球千葉大会第10日は17日、3会場のうち千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムのみ5千人を上限に一般観客が入場。2年ぶりの“生観戦”に、高校野球ファンたちは「待ち望んでいた」「夏が来たという感じ」と喜び、球児たちの熱闘を見つめていた。この日の一般観客は3879人だった。

 木更津市の少年野球チーム「木更津ジャンボ」は、小学5・6年生の選手12人と監督、コーチらが木更津総合と成田が対戦した第1試合を観戦。粕谷俊行監督(40)=同市=は「新型コロナの影響で練習が限られているため、勉強がてら地元の高校の試合を見せることにした」。5年生の守諒樹君(10)=同=は「いろいろなポジションの動きを勉強したい。特に捕手の勉強をしたい」と目を輝かせた。

 木更津総合2年の深井春菜さん(17)は「自分の高校の野球部が好き。とにかく勝ってほしい」。期待通りの圧勝を喜んだ。

 一宮商野球部OBという、いずれも専門学生の渡辺悠斗さん(20)=長柄町=と石田涼介さん(20)=千葉市中央区=は「自分たちが出場した夏の大会を思い出す。高校野球を見ると、夏が来たなという感じがする」と、笑顔で球場に向かった。

 高校球児だった埼玉県新座市の男性会社員(44)は「以前、習志野市に住んでいたので、習志野を応援していた。これまで休日は高校野球をよく見に来ていた。久しぶりに球場で観戦ができてうれしい。全員が一生懸命で、必死なところが高校野球の魅力」と語った。

 県高野連は新型コロナの感染予防のため、スタンドへの入場は4回戦まで学校関係者や保護者らに限ってきた。5回戦以降はZOZOマリンだけに一般観客を入れることとし、チケットは前売りの内野指定席のみ。席も市松模様にして、隣と1~2席の間隔を空けた。入り口で検温を行ったほか、アルコール類の持ち込みやスタンドでの飲酒も禁止している。


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