まん延防止に八千代・鎌ケ谷市追加へ 熊谷・千葉県知事が方針「東葛南部で拡大」 感染急拡大に危機感

新型コロナの「まん延防止等重点措置」対象区域の拡大方針を述べる熊谷知事=15日、千葉県庁
新型コロナの「まん延防止等重点措置」対象区域の拡大方針を述べる熊谷知事=15日、千葉県庁

 千葉県内に発令されている新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」について、熊谷俊人知事は15日の定例記者会見で、対象区域を現行9市から拡大する方針を示した。新規感染者の発生状況や病床稼働率などが上昇しているとして「東葛地域の一部の追加を検討しており、八千代、鎌ケ谷市は追加せざるを得ないと考えている」と述べた。16日朝に新型コロナの県対策本部会議を開き、正式決定する方針。追加する場合の期間は、19日~8月22日となる見込み。感染防止への措置は、現行の対策を維持する。

 熊谷知事は県内の感染状況について「新規感染者数、病床稼働率、変異株のスクリーニング検査はいずれも増加傾向を示しており、いつ急拡大してもおかしくない」と指摘。増加傾向が続く場合には「緊急事態宣言の発令や、酒類提供停止の要請を行わざるを得なくなる」と危機感を示した。

 その上で、「東葛南部地域の感染が拡大している。(現行区域に含まれていない市を)追加せざるを得ない」と説明。少なくとも八千代、鎌ケ谷の2市を追加する考えを示した。

 また、注意深く状況を見る「警戒区域」に指定していた東葛地域のうち対象区域となっていない3市(流山、野田、我孫子市)と印西地域(四街道、佐倉市など)については「ギリギリまで注視する」と、状況によっては追加する可能性があるとした。

 県内のまん延防止の現行対象区域は(1)松戸(2)市川(3)浦安(4)船橋(5)習志野(6)千葉(7)市原(8)成田(9)柏―の9市。飲食店では営業時間の短縮と、酒類提供は感染防止対策を求めた上で「2人まで」「90分以内」の協力を要請している。


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