コロナ禍の歓送迎会、9割以上「実施せず」 <千葉日報ツイッターアンケート>

人が行き交う千葉県内の繁華街
人が行き交う千葉県内の繁華街

 新型コロナウイルス禍で迎えた今春の歓送迎会シーズン。飲食店に時短営業を要請しているさなか、厚生労働省や千葉県では職員が深夜まで会食を行っていた実態が明らかになり、批判を浴びました。そこで千葉日報デジタル編集部では、ツイッターを利用してフォロワーなどに広くアンケートを実施。今春の歓送迎会の実施状況を尋ねたところ「実施しなかった」が9割を超え、多くの人が感染拡大防止のため会食を回避した実態が浮き彫りとなりました。

◆歓送迎会、実施しましたか?

 「今春、職場で歓送迎会を実施したか」という質問には1105件の回答がありました。最多は「実施しなかった」で93・5%を占めました。リモートなど「例年とは方法を変えて実施した」が3・4%、「例年通り実施した」と答えた人は3・1%にとどまりました。

 回答者からは「会議や研修後の懇親会はもちろん、会社で私的な飲み会は禁止されている」、「送りたい人はいたが、新しい職場に感染者として行ってはいけない」として実施を見送った事例のほか「こんなときにやりますかね」といった厳しい意見もありました。

◆実際に誘われたら…?

 では実際に上司や同僚から歓送迎会に誘われたらどうするでしょうか。この質問には848件の回答があり、「参加しない」が89%、「参加する」が11%となりました。実際の実施状況に比べると、やや「参加」の割合が高まっています。「ケースバイケース、人数、場所、時間で判断でしょうか」という回答のように、感染防止策が講じられている場合は参加を検討するという人もいたようです。

 一方で「結婚式を見送ったり、修学旅行にも行けてない、外出を控えて自粛を迫られる職の人もいるのに自分は積極的に他人に会う気はない」(原文ママ)との声もありました。千葉県内では2020年度に修学旅行を実施予定だった県立高校122校のうち110校が中止や延期に。結婚式や成人式の中止も全国で相次いでいます。そうした人たちのことを考えると、歓送迎会は我慢という気持ちになるのもうなずけます。

 また、飲食を伴う歓送迎会はしなくとも「事務所で花束と記念品を贈呈」して気持ちを伝えたというケースや、ウェブ会議ツールを使ったオンライン飲み会が主流になっているという実体験も寄せられました。変異株の拡大など、まだ収束の兆しが見えない新型コロナウイルス。今後も感染防止策を最優先としながら、職場でのコミュニケーションをどう図っていくか考える必要がありそうです。(デジタル編集部)


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