千葉県が「再拡大警戒宣言」発令 医療体制「崖っぷち」と森田知事 【新型コロナ】

「直近7日間感染者数」が増加に転じたことを受け、「感染再拡大警戒宣言」を行い、県民に感染防止対策の徹底を改めて呼び掛けた森田知事=24日、県庁
「直近7日間感染者数」が増加に転じたことを受け、「感染再拡大警戒宣言」を行い、県民に感染防止対策の徹底を改めて呼び掛けた森田知事=24日、県庁

 新型コロナウイルスの新規感染者が千葉県内で下げ止まり「直近7日間感染者数」が増加に転じたことを受け、森田健作知事は24日、臨時の記者会見を開き県独自の「感染再拡大警戒宣言」を発令した。依然として逼迫(ひっぱく)する医療提供体制について「わが県は甘くない。危機的状況で崖っぷちだ」と強調。県民に不要不急の外出自粛など感染防止対策の徹底を求め、3月7日が期限の緊急事態宣言について「何としても(7日に)解除できるよう頑張ろう」と県民に協力要請した。

 県内では2月1~15日の一日の感染者数がいずれも前の週の同じ曜日を下回っていたが、18~21日は増加に転じた。直近7日間感染者数も1~19日は前の週より減少したが、20~23日は増加。感染が再拡大する懸念があるとして、森田知事が「警戒宣言」を発令した。

 感染拡大の兆しが見られたことに「風邪と同じで治りかけが重要。ぶり返し(感染拡大)を避けるため、自粛に協力を」と改めて県民に要請した。

 コロナ専用病床の稼働率が50%超で、医療体制が逼迫した状況が継続しているため「感染防止へは一人一人が原動力」と個人レベルの取り組みが必要と訴え。

 緊急事態宣言の解除に向けては「何としても私たちの頑張りで(期限の7日に)解除できるよう頑張ろう」と呼び掛けた。例年なら送別会や花見などのイベントが催される時期のため「開催したい気持ちは分かるが、今は感染を抑え込むため自粛を」と重ねて協力を求めた。


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