【新型コロナ詳報】千葉県内10人死亡、99人感染判明 死者累計400人超え 県「まだまだ安心できない」

 千葉県内で22日、新型コロナウイルスに感染した10人の死亡と99人の感染が判明した。県内で確認された死者は累計で400人を超えた。一日の感染者が100人を下回ったのは2月13日以来。県疾病対策課は「減少傾向ではあるが、まだまだ安心できない数字。『感染しない、させない』という個人の意識が引き続き重要」と注意喚起した。

 22日死亡が発表されたのは、60代~90代以上の男女10人。うち9人は県内でクラスター(感染者集団)が発生した病院や高齢者施設の関係者で、いずれも基礎疾患があったという。感染し入院中だった船橋市の80代男性は、同ウイルスによる急性呼吸器疾患により死亡した。

 クラスターが発生した3病院と6高齢者施設で新たに感染者が判明した。松戸市の千葉西総合病院では20代女性職員1人と80代男性入院患者1人の感染が分かり、計67人となった。同じ病棟を中心に一通りの検査が済んでおり、陰性者の健康観察を続けていく。

 富里市のリハビリケアタウン日吉台では、入居者の90代以上男性1人の感染が判明。症状がやや重く、入院先の病院で治療を受けている。感染者は職員と入居者計18人に増えた。

 県健康福祉政策課によると、22日までの病床稼働率は約62%で自宅やホテルを含む療養者数は計2074人に上る。担当者は「重症者数は少しずつ落ち着いてきたが、病床稼働率は依然として6割を超えている。1日の感染者数も増減が目立つため油断はできない」と訴えた。

 22日に県内で感染が確認された人の居住地は▽千葉市17人▽船橋市16人▽八街市12人▽成田市10人▽市川市9人▽佐倉市5人▽松戸市、市原市が各4人▽柏市、八千代市、流山市、白井市、富里市、大網白里市、東金市が各2人▽習志野市、我孫子市、四街道市、袖ケ浦市、茂原市、山武市、銚子市、富津市が各1人だった。


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