自宅療養者向けに「LINE」で健康観察 千葉市、2月中旬スタートへ コロナ対策本部会議

千葉市が開いた対策本部会議=3日、市役所
千葉市が開いた対策本部会議=3日、市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長決定を受け、千葉市は3日、新型コロナ感染症対策本部会議を開いた。自宅療養者向けに「LINE(ライン)」を活用するなどした健康観察を独自に今月中旬をめどに行うことを明らかにした。市施設の利用制限は継続する。

 市によると、LINEの健康観察は希望する自宅療養者らが対象。せきや体温、酸素飽和度など新型コロナの症状に関する質問に回答してもらう。回答がない場合は自動で架電し電子音声が質問。回答内容に異常があったり、いずれにも反応がなかったりした場合は市保健所が確認する。

 自宅療養者対象の電話相談窓口も2月中旬までに開設。週末や休日を含む昼間、看護師が対応する。健康状態を聞き取りつつ、メンタルケアを図る。

 市内の自宅療養者はピークだった1月より減ってはいるものの、3日現在で562人と高止まり。熊谷俊人市長は会議後の取材に「市外で自宅療養中に死亡した事例があり、不安に思っている市民が多い。自宅療養者の相談体制の構築や医療的ケアに万全を期す」と述べた。

 市施設も宣言の期間中、午後6時以降の貸し出し停止を継続。「いきいきプラザ・センター」など主に高齢者が使う施設は休館を続ける。

 熊谷市長は「宣言の延長は妥当と考えているが、市民の活動や経済に大きな影響を与える。宣言の解除が1日も早く前倒しできる環境になるよう、引き続き市民に(協力を)呼び掛けながらしっかり取り組んでいく」と話した。


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