【新型コロナ詳報】県内3人死亡、328人感染 累計2万人超え クラスター新たに5施設

 千葉県内で24日、新型コロナウイルスに感染した3人の死亡と、328人の感染が新たに判明した。累計感染者は2万人を超え2万246人、死者は211人に増えた。一日の感染者は4日ぶりに300人台となったが、県は「減少傾向に転じたとは言えず、まだまだ警戒を緩める段階ではない」として引き続き感染対策の徹底を呼び掛けた。

 県内の感染者は、昨年1月末に1人目が確認されてから約11カ月後の昨年12月26日に累計1万人を突破。そこからわずか29日間で2万人を超え、急速に感染拡大している。

 死者数もこの1カ月で約100人増えた。県は24日、クラスター(感染者集団)の発生した特別養護老人ホーム「市川あさひ荘」(市川市)の80代と90代の女性入所者2人が死亡したと発表。80代女性は14日に無症状で陽性となり、5日後に発熱。21日に悪化して搬送先の病院で亡くなった。船橋市でも1人死亡した。

 クラスターは新たに5施設で確認された。看護師ら3人が感染判明した岡田病院(野田市)では、新たに入院患者3人の陽性が分かった。認可保育園「童夢ガーデン市川」(市川市)でもこれまでに職員5人が感染。県香取農業事務所(香取市)でも職員ら10人の感染が分かっている。

 千葉市は、稲毛区のデイサービス施設と、中央区の高齢者グループホームでクラスター発生を認定したが、外部への感染拡大の可能性が低いとして施設名を公表していない。

 クラスターが発生していた5施設では感染者が増加。市川あさひ荘では1人増の50人に、八千代市内の障害者入所施設「小池更生園」と通所施設「こいけ障害者支援センター」では職員ら4人の感染が新たに分かり、感染者は計40人となった。

 24日の県全体の感染者で、調査中を除き重症者はいなかった。肺炎などのやや重い症状のある患者は16人だった。

 累計感染者が2万人を超えたのは東京、大阪、神奈川、埼玉、愛知に次いで6番目。

 24日に県内で感染が確認された人の居住地は▽千葉市62人▽市川市38人▽松戸市29人▽船橋市23人▽我孫子市21人▽柏市20人▽佐倉市13人▽浦安市12人▽八千代市、成田市が各11人▽流山市、鎌ケ谷市が各10人▽野田市、四街道市が各9人▽印西市、白井市、富里市が各7人▽香取市6人▽習志野市、茂原市が各4人▽八街市2人▽市原市、東金市、匝瑳市、勝浦市、酒々井町、栄町、九十九里町、芝山町が各1人▽県外4人▽居住地不明1人だった。


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