【新型コロナ詳報】県内8人死亡、最多488人感染 千葉市初100人超 県「感染防止対策の徹底を」

千葉日報社
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 千葉県で14日、新型コロナウイルスに感染した8人の死亡と488人の感染が分かった。一日の感染者としては9日の477人を上回り過去最多。千葉県など首都圏に緊急事態宣言が発令され1週間を迎えたが、感染拡大に歯止めがかかっていない。

 県疾病対策課の担当者は、年末年始における会食機会が感染者数の急増に影響したとして「改めて感染防止対策を徹底してほしい」と呼び掛けている。

 柏市は同日、6日に市内の自宅で亡くなった60代の無職男性について、死亡後の検査で感染が判明したと発表した。市によると、死体検案で感染の疑いがあることから柏署の依頼で検査した。男性は1人暮らしで、死亡前は風邪の症状があったとみられる。

 感染が分かり施設や病院で療養していた計7人の死亡も分かった。居住地非公表の70代女性は判明時無症状。入院先の病院で症状が悪化し人工呼吸器などを使用していたが、13日に死亡が確認された。

 県は、浦安市北栄の小規模多機能型介護施設「きらら北栄」をクラスター(感染者集団)に認定したと発表した。デイサービスを利用する90代以上の女性と40代女性職員の感染が新たに分かり、同施設での陽性者は計5人となった。利用者や職員計約40人分の検査結果が出ている。

 市川市大町の介護老人保健施設「グレースケア市川」は新たに職員2人の感染が判明し、計36人のクラスターとなった。このほか、クラスターが発生している船橋市立医療センターのコロナ患者専用病棟など2病院、2高齢者施設、1工場で感染者が増えた。

 県はこのほか、10歳未満~80代の男女293人の感染も発表した。50代~80代の男性3人が重症。市川市の50代男性は集中治療室に入り人工心肺装置(ECMO)を使用している。肺炎など症状がやや重いのは、30代~80代の男女計10人。

 感染者を発表した自治体別では、千葉市が初めて100人を超えた。半数以上が感染経路不明。

 14日に県内で感染が確認された人の居住地は、▽千葉市100人▽船橋市55人▽松戸市51人▽市川市42人▽柏市24人▽浦安市18人▽八千代市、流山市が各17人▽市原市16人▽佐倉市15人▽印西市、習志野市、白井市が各12人▽鎌ケ谷市11人▽四街道市9人▽八街市8人▽成田市、富里市、袖ケ浦市、鴨川市が各7人▽野田市6人▽木更津市、我孫子市、君津市が各5人▽山武市3人▽東庄町、茂原市、香取市、東金市、銚子市、匝瑳市、富津市、多古町、鋸南町、長生村が各1人▽県外は7人。


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