【新型コロナ詳報】千葉県内、過去最多9人死亡 新規感染は422人 成田の工場でクラスター

千葉日報社
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 千葉県内で13日、新型コロナウイルスに感染した9人の死亡と、10歳未満から90代以上までの男女422人の感染が判明した。県内で確認された一日の死者数としては過去最多。成田市の食品加工販売会社の工場では、新たにクラスター(感染者集団)が発生した。

 県は、50代から90代以上までの男女8人の死亡と、267人の感染を発表。死亡した8人はいずれも基礎疾患があった。このうち少なくとも4人がクラスターが発生した施設関係という。

 成田市飯仲の食品加工販売会社「モウイジャパン」成田工場では、20代~60代の従業員の男女11人の陽性が判明。感染確認済みの従業員2人と合わせ、13人のクラスターとなった。

 このほか、クラスターが発生している鋸南町保田の鋸南町国民健康保険鋸南病院など1病院、4高齢者施設で新たな感染者が判明した。クラスター以外では30代~80代の男女9人の症状がやや重いという。

◆船橋市

 船橋市は、新型コロナに感染して入院中だった市内の70代男性1人が死亡したと発表した。同ウイルスによる急性呼吸器疾患が主な死因という。

 44人の新規感染も発表。90代女性1人が酸素吸入を受けており、症状がやや重い。クラスターが生じた市内の学習塾「進学塾Axel」では新たに20代講師1人の感染が分かり、感染者は12人となった。

 市立医療センターの30代看護師1人の感染も判明。クラスターが発生したコロナ患者専用病棟での勤務状況や感染した他の看護師との接触歴を調査している。

◆柏市

 柏市は、52人の感染を発表した。野田市の50代男性会社員は肺炎の症状があり重症。クラスターが発生した柏市酒井根の介護老人保健施設「さかき光陽」では、新たに入所者で80代~90代の女性4人の感染が判明し、同施設の感染者は12人になった。

 また、市はクラスターが発生した同市新柏2の名戸ケ谷病院を巡り、9日発表した同市の50代女性職員は集団感染の一部ではなかったと修正。同病院の感染者は1人減の14人になった。

◆千葉市

 千葉市は、59人の感染を発表。このうち市内居住は54人で、重症者はいない。

 13日に県内で感染が判明した人の居住地は▽市川市61人▽千葉市56人▽松戸市48人▽船橋市44人▽柏市42人▽浦安市27人▽成田市22人▽八千代市16人▽流山市、我孫子市が各12人▽市原市8人▽習志野市、富里市が各7人▽鎌ケ谷市6人▽佐倉市、香取市、いすみ市が各4人▽野田市、木更津市、印西市、大網白里市、茂原市、袖ケ浦市が各3人▽栄町、芝山町、御宿町、鋸南町が各2人▽四街道市、白井市、山武市、東金市、富津市、鴨川市、南房総市、酒々井町、横芝光町が各1人▽県外7人だった。


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