【新型コロナ詳報】過去最多261人感染 患者4人死亡 千葉県「改めて対策徹底を」

 千葉県内で5日、過去最多となる261人の新型コロナウイルス感染と、感染者4人の死亡が確認された。重症者は22人に上り(速報値)、2日の15人から4日連続で増加した。感染拡大が続く千葉など4都県は週内に緊急事態宣言が発令されるとみられ、県は「病床のひっ迫を防ぐためにも手洗いうがいなど標準的な感染対策を改めて徹底することが重要」と注意を強く呼び掛けた。

 死亡した4人はいずれも感染判明時は軽症だった。船橋市の70代男性は生活習慣病があり12月20日から体調不良に。同23日、自宅のベッドから転落し入院、検査で陽性と分かった。その後、呼吸状態が悪化し1月2日に死亡した。

 クラスター(感染者集団)が起きた2病院を含む計4カ所で感染者が増えた。市原市姉崎の帝京大学ちば総合医療センターでは、入院患者と看護師計3人の感染が新たに判明。

 船橋市金杉の市立医療センター新型コロナ患者専用病棟では、40代女性看護師1人の感染が分かった。同病棟のクラスターは、いずれも看護師で計6人となった。市保健所によると、同病棟の医療従事者約30人を追加検査する方針。

 白井市神々廻の特別養護老人ホーム「菊華園」では新たに職員4人と入居者6人の感染が判明し、感染者は計25人となった。対象となった約200人の検査を終え、健康観察を進める。

 柏市南柏のフィリピンパブ「エルザガーデン」でも30代女性従業員1人の感染が判明。計13人に増えた。

 県は、このほかに10歳未満~90代以上の計154人の感染を発表。市川市の20代男性が重症で、集中治療室(ICU)で治療を受けている。肺炎など症状がやや重いのは40代~80代の男女計7人。

 千葉市は、感染を発表した43人のうち30人が30代以下だった。少なくとも27人の感染経路が不明。

 5日に県内で感染が確認された人の居住別は▽千葉市39人▽船橋市36人▽八千代市24人▽市川市20人▽柏市17人▽松戸市14人▽鎌ケ谷市13人▽市原市、習志野市が各11人▽白井市、成田市が各7人▽浦安市、流山市が各6人▽我孫子市、八街市が各4人▽木更津市3人▽野田市、山武市、館山市、印西市、佐倉市、四街道市、いすみ市が各2人▽香取市、鴨川市、南房総市、君津市、富津市、袖ケ浦市、富里市、大網白里市、茂原市、横芝光町、九十九里町、大多喜町、多古町が各1人▽県外が12人だった。


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