富里市が南房総市へ物資 断水の恐れ、報道見て

富里市から送られた飲料水などの支援物資を校内に運ぶ南房総市の職員ら=16日午後6時ごろ、同市立嶺南小(富里市提供)
富里市から送られた飲料水などの支援物資を校内に運ぶ南房総市の職員ら=16日午後6時ごろ、同市立嶺南小(富里市提供)

 富里市は16日、ダムの貯水量減少により一部地域で断水の恐れがある南房総市を支援するため、災害用備蓄品の飲料水と食器セットを送った。職員2人が同日午後、消防署の資機材運搬車で南房総市立嶺南小学校まで届けた。県内自治体からの支援に南房総市は「非常にありがたい。いただいた物資は児童生徒に配りたい」と感謝した。

 富里市防災課によると、支援物資は500ミリリットルの飲料水ぺットボトル3千本と、プラスチック製のスプーンとフォーク1万5千セット。現地の状況を同日朝のニュースで知った同課員4人が話し合い、同日中に送り届けようと決めた。

 富里市も昨年の台風災害で県内外から食糧や飲料水の提供を受けた。同課の萩原剛主査(46)は「新型コロナウイルスで大変な中で、水不足にも苦しむ南房総市を同じ行政という立場から支援することで恩返しできれば」と話した。


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