【新型コロナ】千葉県内で65人判明 家族・親族内感染疑い約20人 夜営業店で新たなクラスターも

 千葉県内では7日も65人の新型コロナウイルス感染が判明し、少なくとも28人の感染経路が分かっていない。一方で、家族・親族内での感染とみられるケースも約20人を占めた。クラスター(感染者集団)が発生している病院での感染者増や、接待を伴う店での新たなクラスターも分かった。
 
 ◆昼カラ隣の夜営業店
 
 県は7日、佐倉市内の夜間営業のパブ「スーパースター」で、クラスターが確認されたと発表した。女性従業員3人と男性客2人が新規の感染判明者。既に男性客3人と女性従業員1人の感染が分かっており、感染は30代~50代の計9人となった。居住地は佐倉、四街道、八千代の各市。

 県によると、店では換気扇7台を常時稼働していた一方、窓は開けていなかった。酒を出す接待のほか、カラオケ設備がある。従業員・客の一部がマスクを着けていなかったという。

 佐倉市内では昼間営業のカラオケを伴う店でのクラスターが相次いでおり、このうち1店が今回のパブと隣り合っているという。
 
◆船橋で看護師や消防職員
 
 船橋市は市内居住者ら12人の感染を発表した。うち1人は、船橋市立リハビリテーション病院の20代男性看護師で、同病院のクラスターはこれまでの感染者と合わせて12人となった。

 市保健所によると、男性看護師は、8月初旬にPCR検査を受けて陰性となっていたが、4日に発熱や頭痛などの症状が出たため6日に再度検査し、感染が確認された。濃厚接触者はいないという。同病院クラスターの感染者内訳は、入院患者・元患者7人、医療従事者5人となっている。

 同市消防局中央消防署の40代男性消防職員は3日に発熱し、6日の検査で感染が判明した。同局によると、5月12日から別の病気での休暇中で勤務しておらず、他の消防職員との接触はなかった。若い世代の感染者も相次ぎ、20代女性アルバイト、20代男子大学生、10代女子高校生らの感染が判明した。

 ◆千葉市で7人判明 
 
 千葉市は市内居住7人の感染を発表した。4人の感染経路が不明。残り3人は家族の感染が判明済み。

 市によると、感染経路不明の4人はいずれも都内との往来がなかった。50代の会社員男性と50代のパート女性は夫婦で、8月1日にそろって37度台の発熱があった。30代の医療従事者女性は濃厚接触者として友人2人を調査。勤務先に接触者はいないという。

 お盆休み時期を迎え、県の担当者は「少しでも具合が悪い場合は帰省しないことが感染の拡大防止につながる。迎える側の人も自分の健康状況を確認してほしい」と改めて呼び掛けた。


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