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児童生徒「教員からセクハラ」588人 164人増、身体接触目立つ 千葉県教委調査

 千葉県教委が2019年度、県内公立学校の児童・生徒に実施した教員からのセクシャルハラスメント(セクハラ=性的嫌がらせ)実態調査で、セクハラと感じる言動を受けたとの回答が、18年度調査比164人増の588人に上った。中学校で「必要以上に体を触られ、不快」との訴えが目立ち、高校と特別支援学校の生徒からも体を触ってくる行為に苦情が相次いだ。19年度調査から発覚した行為で懲戒免職になった教員もおり、身体接触への意識改善が急務だ。

 調査は、19年12月~20年1月にアンケート方式で実施。小中高校と特別支援学校(別途調査している千葉市立学校、各市立高校は対象外)の児童・生徒約46万人から回答を得た。

 学校生活でセクハラと感じる言動を19年4月以降に受けたとの回答は、中学校で276人(18年度比155人増)、高校で209人(21人減)、小学校が96人(40人増)、特別支援学校7人(10人減)。小学校と中学校は男女とも増えた。

 「必要以上に体を触られ、不快だった」との内容が小・中・特別支援校でいずれも最も多く、特に中学校で突出。高校でも「性的な話や冗談を言われ不快」に次ぐ多さだった。

 具体的には、県立高の生徒から「部活の休憩中に頭を触られた」「先生が不必要に髪や体を触って生徒が嫌がっているのを見た」といった事例が報告され、県立特別支援校の生徒からも「先生からのボディータッチが多い」との指摘が。

 県教委は全教職員に調査結果を周知し、セクハラの防止に向けた研修も進めるとしている。継続的な調査実施を「セクハラの抑止力にもしたい」と説明した。

 セクハラ相談に乗る担当者(各校の養護教諭ら)を把握している割合は、県立高生徒で73%。前年度と比べ3ポイント上昇したが、この割合も100%にするため、周知を進めるとした。


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