女児2人にわいせつ 千葉県北西部男性講師「かわいいと思った」

 千葉県教委は16日、県北西部の市立小学校で、臨時的任用講師だった男性が6~9月、担任として受け持っていた低学年の女子児童2人にわいせつ・セクハラ行為をしていたと発表した。2人は登校しているものの精神的に不安定で、スクールカウンセラーが対応しているという。

 県教委は男性に対し、来年3月末まで延長予定だった任用期間を更新せず、退職金も支払わない措置を取るとしている。一方で、任用期間が9月末で切れたとして懲戒処分は行わない。

 県教委教職員課によると男性は6月、クラスの教室で休み時間や放課後、児童1人に対し、スカートやズボンに手を入れて尻を触るわいせつ行為を少なくとも5回した。また6~9月、別の1人も含む児童2人の頬や腰を触るセクハラをした。

 9月下旬に2人の保護者が学校に相談。校長らが確認したところ、男性は当初行為を否定したが、その後弁護士を通じて認めた。県教委の聞き取りには「よく仕事を手伝ってくれ、かわいいと思って触れてしまった」と話しているという。

 県教委は男性の居住地の都道府県教委に連絡し、教員免許を取り上げてもらう方針。監督責任がある50代男性校長は減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とした。

 浅尾智康教職員課長は「極めて遺憾。児童に対するわいせつ事案は県民の信頼を大きく裏切ることで、深くおわびする」と謝罪。被害児童保護のためなどとして、男性の氏名や年齢について明らかにせず、「中堅」とだけ説明した。発覚後、当該校の全児童にアンケート調査を実施し、他に被害は確認できなかったという。

 県教委のわいせつ関連の処分は本年度6件目(監督責任含む)。


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